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論文

絶縁材料のLOCA模擬環境下における吸水特性の変化

八木 敏明; 日馬 康雄; 伊藤 政幸; 岡田 漱平; 川上 和市郎

EIM-86-129, p.1 - 10, 1986/00

電線・ケーブル材料をLOCA模擬環境の様な厳しい条件下に暴すと著しく吸水膨潤する。これらの吸水膨潤現象はLOCA環境時の健全性に及ぼす重要な因子であるため、電線材料である、ハイパロン、EPR、架橋PE、クロロプレン等について、吸水膨潤に及ぼす逐次法LOCA条件の影響を調べた。その結果、照射したゴム材料の給水率は線量および線量率に依存し、線量が増すほどまた低線量率照射程大きくなる。またレーダチャートを用い、LOCA模擬環境下での吸水率に及ぼす影響因子を総合的に比較すると、特に蒸気暴露温度、照射雰囲気、添加空気圧等の影響が大きいことがわかった。そしてこれらゴム中に吸水した水は親水基等に化学的に結合した水よりゴム中のボイド等に物理的に取り込まなれた水が大部分であることが明らかになった。

論文

LOCA模擬逐次法における前照射条件および蒸気暴露条件が絶縁材料の劣化におよぼす影響,I; 機械的性質

日馬 康雄; 八木 敏明; 伊藤 政幸; 岡田 漱平; 川上 和市郎

EIM-86-130, p.11 - 21, 1986/00

LOCA時に想定される放射線、高温の水蒸気、スプレイ、空気などからなる複合環境下における絶縁材料の劣を放射線とその他の環境を逐次与える逐次法により模擬する方法を検討するため、5種類の絶縁・被覆材料を種々の逐次法環境に暴露し、環境条件が劣化に与える影響を調べた。本報告では、逐次法前照射時の温度、蒸気環境温度ならびにスプレイが絶縁材料の機械的性質におよぼす影響を調べた。また、これまでに得られた広範囲の実験結果を比較し、材料毎の劣化の特徴を明らかにするため、レーダーチャートによるデータの比較を行った。その結果、機械的性質の劣化に影響を与える環境条件として、線量、線量率、照射雰囲気が大きな影響を与えることが明らかになった。また機械的性質に関しては、前照射を酸化雰囲気で行ない、高温の蒸気環境に暴露することにより最も厳しい同時環境下の劣化を模擬できることが明らかになった。

論文

LOCA模擬逐次法における前照射条件および蒸気曝露条件が絶縁材料の劣化におよぼす影響,II; 電気的性質

岡田 漱平; 日馬 康雄; 八木 敏明; 伊藤 政幸; 川上 和市郎

EIM-86-131, p.23 - 31, 1986/00

LOCA模擬逐次法における絶縁材料の絶縁劣化に関して次のような結果が得られた。 1.逐次法の第1段階である前照射時の温度の影響を調べた。エチレンプロピレンゴムと架橋ポリエチレンは、前照射の段階では、照射温度依存性を示し、高温ほど絶縁低下が大きかった。しかし照射後、第2段階である空気を含む蒸気曝露を行うと、極性基、水、酸素が関与する反応が複雑に競合し、前照射温度の影響は必ずしも明瞭ではなくなる。シリコーンゴムは、顕著な前照射温度の影響を示さなかった。 2.酸化雰囲気で前照射した後、蒸気曝露環境の温度の影響を調べたところ顕著な温度効果が見られた。 3.スプレイの有無の影響を調べた。架橋ポリエチレンとシリコーンゴムには影響が見られず、エチレンプロピレンゴムでは、配合により影響の出かたに差があった。

論文

絶縁用EPRの水中照射による電気絶縁抵抗の変化

吉川 正人; 瀬口 忠男; 日馬 康雄; 吉田 健三

EIM-85-160, p.73 - 81, 1985/00

原子炉で使用される電線ケーブルの試験法の検討の一環として、エチレンプロピレンゴムの放射線と水蒸気との複合劣化を同時法で行ない、電気絶縁抵抗と吸水膨潤比の測定により検討した。 酸素が含まれない条件では、温度が上昇するにつれて試料内に含まれる水の放射線分解による水酸基などの蓄積により吸水膨潤比が増加するとともに絶縁抵抗が低下した。 酸素が含まれる場合には、40$$^{circ}$$Cから温度の効果が顕著に現われ、吸水膨潤比が増大して絶縁抵抗も急激に低下した。これらの結果は放射線照射後水蒸気曝露した逐次法とは異なるものであった。

論文

LOCA模擬逐次法における前照射条件が絶縁材料の劣化に及ぼす影響

岡田 漱平; 日馬 康雄; 八木 敏明; 伊藤 政幸; 川上 和市郎; 田村 直幸

EIM-85-164, p.117 - 126, 1985/00

これまで行った種々のLOCA模擬同時法の実験から、蒸気中に空気を含む場合と含まれない場合とで絶縁材料の劣化の様態や線量率効果の現れ方が異なるということが明らかになった。これは材料の酸化状態の差異によるところが大きい。そこで、種々のLOCA条件(飽和水蒸気下照射と空気含有蒸気下照射のそれぞれについて短期間暴露と長期間暴露)における材料の酸化状態を逐次法によって出来るだけ忠実に模擬するにはどのようにしたら良いかを検討するため、蒸気暴露に先立つ照射(前照射)の条件を種々変えて実験を行なった。本報では、これまで高線量率室温空気中で前照射した場合の逐次法の結果を整理し、酸化条件下前照射(低線量率室温空気中、70$$^{circ}$$C空気中、酸素加圧下の3通り)による逐次法の結果と合せて、種々の同時暴露環境でのハイパロン、EPRの機械的及び電気的特性の劣化と比較した。

論文

逐次法LOCA模擬試験における蒸気暴露環境温度が絶縁材料の劣化に与える影響

日馬 康雄; 八木 敏明; 伊藤 政幸; 吉川 正人; 岡田 漱平; 吉田 健三

EIM-84-135, p.67 - 74, 1984/00

同時法LOCA模擬環境下における絶縁・被覆材料の劣化に等価な劣化を与える逐次法試験条件を確立するため逐次法における蒸気曝露環境の温度を変え、材料の劣化に与える影響を検討した。本報告ではケーブルに用いられている絶縁・被覆材料であるハイパロン,EPR,架橋ポリエチレン,クロロプレンおよびシリコーンゴムの厚さ約1mmのシート状試料をあらかじめ空気中室温でPWRのLOCAに相当する1.5MGy照射し、120$$^{circ}$$C,140$$^{circ}$$Cならびに160$$^{circ}$$Cの飽和水蒸気ないしは、空気を各温度の飽和水蒸気の圧力に対し0.05MPa添加した環境にさらし、機械的性質の変化を測定した。

論文

エチレンプロピレンゴムの同時法および逐次法LOCA模擬環境下の劣化挙動について

吉田 健三; 日馬 康雄; 伊藤 政幸; 岡田 漱平; 吉川 正人; 八木 敏明

EIM-84-137, p.1 - 10, 1984/00

原子力発電所用ケーブルの絶縁材料として重要なエチレンプロピレンゴム(EPR)の、同時法及び逐次法LOCA模擬試験による劣化挙動を比較し、両法による劣化の等価性を調べた。実験には3種類のEPRを使用した。伸びを評価の尺度とした場合、同時法による劣化は、逐次法によって模擬できることが明らかになった。しかし、強度で評価した場合は、そのままでは模擬できず、特に空気を含む雰囲気では同時法による劣化が著しく厳しくなることがわかった。この場合でも逐次法の蒸気暴露温度を高めることによってほぼ同等の劣化を与え得ることが明らかにされた。この外、絶縁抵抗,吸水による重量変化の面からも同時法と逐次法の劣化挙動の比較を行った。

論文

電線・ケーブル絶縁材料のLOCA環境劣下における同時法と逐次法との比較

中瀬 吉昭; 吉田 健三; 日馬 康雄; 伊藤 政幸; 岡田 漱平; 町 末男

EIM-80-98, p.57 - 64, 1980/00

原子力発電所用電線ケーブル絶縁材料の劣化をSEAMATE-IIを用いて行った。 SEAMATE-IIの装置事自体について、設計時に予定した性能が得られることを確認した。注目した性能は、急速過熱により所定の温度にまで達する時間と、試料位置における空間線量、及びその分布である。実測では、室温より150$$^{circ}$$Cまで3秒、200$$^{circ}$$Cまで35秒で上昇する。また、10KGy/hの線量率で、その均一度も1.1である。その他の性能についても満足できる結果が得られた。 本装置を使用して得られた結果の一部として、PWR-LOCA模擬条件下における実用配合試料(シート状)の同時法(放射線とその他の環境を同時に与える)と逐次法(両者を別々に与える)による劣化状況を比較したことを示した。 伸びの変化を指標とした場合、その低下が大きすぎて、明確な結論が出せないことがわかった。

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